Vol.1「Do You Even DJ? (feat. Neko Hacker)」

thumbnail2021おすすめの曲紹介

すいません、大変お久しぶりの更新となりました… まぁそのいろいろありまして、音楽をちゃんとDigることすら怠ってしまっていたというか… 反省反省です。

さて、これをお読みいただいているそこのあなたは、もうこの衝撃を目の当たりにしただろうか…

「電音部」、40週連続楽曲リリース。

2~5週目はCD限定発売となっていたエリア楽曲の配信ですが、それでも怒涛の36曲新曲リリース。純粋にもはや狂ってる(褒め言葉)としか言いようがないですね。

そ・こ・で!!!!!

こちらとしても、この熱意に応えて何かやれないかということで、以前に電音部について書いた記事が大変な反響をもらったこともあったので、やります!

40週連続全トラックメイカー紹介 & 全リリース楽曲感想投稿。

40週間、来年の2月末まで、電音部のやる気に応えて頑張っちゃいたいと思います。

電音部は特にファンの声あってこそのコンテンツなので。この40週間で電音部だけじゃなくて、そこからいろんな音楽に手を出してもらうお手伝いができるように頑張っちゃいますよ。

楽曲「Do You Even DJ? (feat. Neko Hacker)」

をとは(@mitukineu)さんのTwitterより

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作曲者「Neko Hacker」はどんな人?

Neko Hacker Official Website
Neko Hacker's official website. "Kawaii x EDM x Rock = #KawaiiFutureRock"

Neko Hacker(ネコハッカー)は作詞・メロディ担当の「かっさん」さんとギター・トラック担当の「Sera」さんの2人からなるユニット。この2人は当初は関西を拠点としていたポストハードコア/スクリーモ系バンド・Field Of Forestのそれぞれボーカル・ギターとして活動していました(かっさんは当初「kassaaaaaaan」名義)。幅広い音域を巧みに駆使した歌唱力、激しく厚みのあるサウンドはインディーズながら当時の界隈では高く評価されていたようです。ちなみにサブスクリプションで聴くこともできるのでぜひ。自分は「Recollection」が好きです。

Neko Hackerは2017年にField Of Forestとしての活動を一旦休止した翌年の2018年より活動を開始。それまでバンドのフィールドで培った実績を電子音楽に落とし込む新たな音楽性を「Kawaii Future Rock」と銘打って開拓。インターネットを中心に話題となり、活動1年半でYouTubeの再生回数は300万回。

現在は活躍の場をさらに広げ、VTuberなどネットを中心に活躍するアーティストへの楽曲提供のほか、今年に入って自身初のアニソンとなる「幼女社長」OP「すすめ!むじなカンパニー」を自身名義で発表。さらに声優・田中あいみさんのミニアルバムにリードトラックを書きおろすなどメジャーにも活躍の場を広げています。

また、今年からボーカリスト・イラストレーターのをとはさん、動画制作のふにゃさん、マスタリングエンジニアのNNZN(なんぜん)さんと共同で新たにクリエイターズプロジェクト「OFUTONE」を始動。この楽曲は単なる提供だけでなく、OFUTONEとしてのコラボレーション企画も兼ねています。

Neko Hackerのオススメ楽曲

From Zero feat. 利香

Neko Hackerの初のオリジナルソング。Future Bass仕立てのトラックと非常に高度なギターリフという全く違うジャンルを掛け合わせてキャッチーに仕立て上げる技術はとてつもないもの。ちなみに歌詞はRe:ゼロから始める異世界生活のレムをイメージしています。

Erased feat. YuNi

僕がNeko Hackerで一番好きな曲です。Vsinger・YuNiさんをボーカルとして迎えた曲で、大切な人に会えない気持ちを冬の情景に重ねた歌。シンセで行うような複雑なリフもギタートラックを重ねて作られていて、疾走感と切なさが両立する曲調が最高に堪らない一曲です。

Roulette! – MonsterZ MATE

作詞:un:c ラップ詞:高坂はしやん

今週リリースされたVTuber2人組ユニット「MonsterZ MATE」の新曲。Neko Hackerの曲としては数少ない男性ボーカルで、カッティングの軽快なサウンドとラップが特徴的でかっこいいです。好き×好きなので余計にポイントが高い。

「Do You Even DJ?」の感想

これまでのNeko Hackerの楽曲の中でも一段とロックサウンド、とりわけエモに振り切った重いサウンド。ここにに度肝を抜かれました。Twitterの有識者曰くDjent(ジェント)っていうメタルのサブジャンルがあってそれに近いらしい。また一つ賢くなっちゃった。てへぺろ。さらに海外のギタリスト界隈で「Do you even djent?」という言葉が使われているらしくて、それをこの曲はもじってる?かは不明ですが… 彼ら、特にSeraさんのバックグラウンドを考えればこういう曲を作るのは納得がいくんですが、これを電音部というコンテンツ、ひいてはこの40週連続リリースの1曲目としてぶつけてくるのはなかなかに攻めてて面白いですね。

桜乃美々兎は「自信家」「劣等感」の二面性を持つキャラなんですけど歌詞の要所要所だったり、勢いあるラップとちょっとメランコリックなBメロとの対比だったりでそれが随所に表現されてますね。また歌詞の一節「キュートプレイだけなの? そんなんじゃもう相手にならない」という部分、これがこれまでのKawaiiを前面に出した曲から打って変わった背景を見出せたりします。

あとミックスがめちゃめちゃ綺麗。これはNeko Hackerの曲全部に言えるんですけど、あれだけの分厚いサウンドを潰さずに各パートちゃんと分離して聴こえさせる技術、自分は知らないけどな並みの技量じゃできないと思うんですよ… それがNeko Hackerの曲はギターパートの細かいところまでしっかり聴きとれるのがめちゃくちゃ凄いと思うんですよ。NNZNさんいつも素晴らしいミックスをありがとうございます。。。

あとがき

Neko Hacker、個人的にはむしろ第一弾に何でいないのってくらいに思ってたので、満を持して、そして最高の曲を持って来てくれてリスナーとしてめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうネコハカ。ありがとう電音部。

来週以降は既存曲なんですけど、昔感想書いた時はエリア曲については触れてなかったのでまた改めて書きます。今までCD限定ってことでどうしても勧めにくかったし、これを機に改めてってことで。エリア曲も至高なので早く布教したいな~~~!

さて、今回はここまで。こんな感じで40週、コンテンツの熱意に負けずやり切りたいと思います。今後とも何卒よろしくです。。。以上

コメント

  1. 岩巌磐 より:

    ネコハッカーは色々なジャンルに造詣が深いですね。ギターが最高なのはもちろんですが、フューチャーサウンドと様々な種類の音を組みあわせるのが上手いです。電音部2週目の曲も楽しみです。

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