Vol.6「twilight (prod. Tomggg)」

thumbnail2021おすすめの曲紹介

ご無沙汰しております。。。

電音部40週リリース、ついに新曲期間に入った!!!!!

ここから35週間新曲が出続けるわけです…何たる幸せ…

5週目、新曲第2弾はアザブエリア、作曲はTomgggさん。ということで、今回もやっていきます。

楽曲「twilight (prod. Tomggg)」

作詞:やぎぬまかな 作曲・編曲:Tomggg

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作曲者・Tomgggはどんな人?

千葉県出身で国立音楽大学大学院を卒業。大学院を卒業した2013年からこのフィールドで活動しており、界隈の中でも最古参のトラックメイカーの一人です。「Kawaii Future Bass」という用語が確立する以前からKawaiiサウンドを取り入れたEDMに定評があるほか、音大卒の専門的知識が最大限発揮された生楽器の音色を駆使したアンサンブル的なアプローチにも長け、このフィールドにおける唯一無二の作家性に一躍買っています。

プロデュースではこれまでYun*chi、ボンジュール鈴木、somunia、CY8ERなどへ楽曲提供、アレンジなどを行っています。それでは次にTomgggさんの個人的オススメ楽曲を紹介していきましょう。

Tomgggのオススメ楽曲

Butter Sugar Cream (feat. tsvaci)

Tomgggさんを代表する曲のひとつ。ピチカートとジングルの音色が印象的な可愛らしい曲ですが、低音部のチェロらしき弦のサウンドなどに独創的なこだわりを感じます。歌い出しの「はにほへとでけ」が意味は分からないんですけどすごく音にハマってて好きです。

QLL* – Yun*chi

Butter Sugar Creamが好きならこれも好きになるんじゃないかな?ピチカートと木管楽器の旋律の織りなすハーモニーは電子音楽という枠だけには収まらないTomgggさんの世界に誘ってくれること間違いなしです。Yun*chiさんは他にもkzさんはじめagehaspringsの飛内将大さん、jazzin’park、PARKGOLFさんなど作曲陣が強力なのでおすすめです。

きまぐれチクタック – harmoe

作詞:ボンジュール鈴木

声優の岩田陽葵さんと小泉萌香さんによる新ユニットのデビュー曲。ストリングスやハープが優雅な響きを奏でる新時代の声優Future Bass。この曲が収録された1st EPは3曲全てTomgggさんプロデュースで、さらに2曲目「Wonder girl」は同じく電音部への楽曲提供が発表されているKiWiさんとの共作です。

「Twilight」の感想

最初はTomgggさんが来るならハラジュクエリアと踏んでたのでアザブエリアで来たのは予想外だったんですが、曲を聴いたら完全に納得のキャスティングで参りましたって感じです… 

まずこの曲の大きな特徴が小転調などを巧みに入れた「旋律のオシャレさ」。今ある4エリアの中でも抜きんでているアザブエリア最大の武器である歌唱力を前面に出したプロデュースですね。まず歌い出しのフレーズ、ここはただ同じものを繰り返すだけでなく1度目はメジャー、2度目をマイナーにして変化をつけていたり、Aメロの終わりに本来Amが置かれるところをAのメジャーにすることで解放感を出し、Bメロに繋げる、といった小技を入れてオシャレな歌モノとしての完成度を上げているな、という感じです。

サウンドでは可愛らしい音の中にエレガントなハープのサウンドだったり、一部ではファンクっぽい要素が入っていたり、こういう細かいこだわりを見ると、Tomgggさんはこっちに適任なトラックメイカーだったなっていうのが完全に納得できるんですよね。

歌詞もよく読んだらかなり考察が捗りますね… 特に「モノクロを纏って カラフルな世界を 愛してみたいだけなんだ」って辺りが。ここの3人がモノトーン基調で、他のエリアは割とビビッドトーンな辺りとか、いろいろ勘ぐるものがありますが。令嬢という立場ゆえの周りに対するジェラシーだったり憧れみたいなものを感じるような。どうなんでしょう…?

あとがき

今回はこれを書くにあたって改めてTomgggさんの曲をじっくり聴いて回ったんですけど、エレクトロだけじゃなくて生楽器の作り込みがすごいっていうのはその中で気付いたことだったり。電音部、もしかしたら音楽と遭遇するってだけじゃなくて既によく聴いてるアーティストについても今まで気付かなかった魅力への気付きを与えてくれるのかもしれない。やっぱ面白いわ。来週出る曲でもこういう新たな発見ができればもっと40週連続リリースを楽しめるかもですね。

あ、そういえば今週末、うちのフォロワーさんが有志でやっている電音部リスペクトのDJイベントがあるんですけど、暴音部ってやつなんですけど、そこに電音部の統括プロデューサーお2人がいらっしゃって、ご挨拶できました。そう、子川Pと石田Pです。見てくださっているそうなのでご期待にそえるように頑張ります…。あ、ネタバレなんですけど、次回もその次も超力作らしいです。楽しみだね。

あ、と、は、上半期のベストセレクションでもまとめるやつやりますか… また頑張ります。それでは次回もよろしくです~。ではまた!

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