Vol.7「Let Me Know (feat. Masayoshi Iimori)」

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暑くなってきましたね。何か東京来週梅雨明けるってよ?短くなかった??

さて、今週の電音部リリースはシブヤエリアより。

楽曲「Let Me Know (feat. Masayoshi Iimori)」

作詞:なかむらみなみ 作曲:なかむらみなみ, Masayoshi Iimori 編曲:Masayoshi Iimori

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作曲者「Masayoshi Iimori」はどんな人?

福島県出身で2015年から活動開始。作風はレイヴ、Trap、Dubstepなどが中心で、非常に激しいサウンドは自ら「破壊」と称するレベル。昨年には自身初となるソロアルバム「DECADE4ALL」をリリースするなどしており、今勢いのあるトラックメイカーの一人と言えることは間違いないでしょう。また、昨年からEDM界隈を騒がせている新カルチャー「Hyperpop」に力を入れる国内プロデューサーであり、昨年にはそのHyperpopを中心に活躍するシンガー・4s4ki(アサキ)さんと共にEP「遺影にイェーイ」をリリースし、そして今回の「Let Me Know」もHyperpopを取り入れた楽曲となっています。

Hyperpop

いろいろ調べてみたんですけど、「Hyperpop」という言葉の起源については、2019年8月、Spotify公式がとあるプレイリストに「Hyperpop」という名前を付けた所に始まるらしいです。

定義としては「EDM要素とポップ要素を併せ持ち、さらに過剰性を加えたもの」といったところ?正直かなりガバガバ、というか、ある特定のジャンルを表すものではないと考えといた方が正しいんじゃないかと思います。ただひとつ、割れたような音作りというのが、俗にHyperpopと呼ばれている音楽の共通点として挙げられますね。

国内でHyperpopを主に展開しているレーベルとしてMaltine Recordsというレーベルがあります。そこから出されている作品とか聴いてもらうと何となくこういうのがHyperpopかーっていうのが想像できるんじゃないかと思います。ぜひ。

今回Hyperpopって何?を調べるにあたって参考にさせてもらった、というよりほぼ引っこ抜いてきた記事たちがこちらです。かなり詳しく解説されてるのでより深く知りたいと思ってもらえたら是非こちらを読んでください。

パンデミック下に狂い咲く、破壊と越境の音楽「hyperpop」とは何か?|namahoge
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【コラム】What is 「HYPERPOP」? by tomad
世界的に未曾有の事態が続いた2020年。パンデミックは音楽シーンにも並々ならぬ影響を及ぼし、多くのアーティストが、これまでとは違う形態での活動を強いられた。
【Hyperpop】ハイパーポップとは?起源と歴史【音楽ジャンル徹底解説】
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Masayoshi Iimoriのオススメ楽曲

In My Soul

Aiobahnさんなども所属しているEDMレーベル・Monstercatよりリリースされた作品。一曲の中にFuture Bass、ドラムンベース、ダブステップなど様々な要素が入っており、Iimoriさんの展開力が炸裂している曲です。

可能性 – Official髭男dism (編曲担当)

これ、最近知ってビビったやつ。昔からこのアルバムの中で異色のEDMだったので気になってたんですけど、まさかプロデュースにこんなトラックメイカーが嚙んでたとは…

個人活動ではお目にかかる機会はないであろうディープハウス。バンドの曲らしからぬ曲調ゆえの新鮮さ、藤原聡さんのファルセットとの抜群の相性が癖になります。

35.5 – 4s4ki

EP「遺影にイェーイ」のリード曲。発熱の時の夢をイメージしたようなカオティックな一曲。さっき紹介したHyperpopの要素が入ったハードコア。「遺影にイェーイ」は今回電音部を通してMasayoshi Iimoriを知ったという方には真っ先におすすめしたい1枚だと思います。個人的に。

「Let Me Know」の感想

治安が悪い!!!!!!

今までの電音部の曲で一番治安が悪い。流石破壊って言うだけのことはあります。ドロップの音割れ感だったり、ビルドアップ部分のまくしたてラップだったり、これがHyperpopにありがちなやつです。セカンドドロップで4つ打ちハードコアにしてくるあたりも味があります。やっぱシブヤなんだよな。クラブミュージックとはこれだっていうのを一番突き刺してくるエリアですね。

歌詞も強くていい。他のエリアには感じられる悩みとか葛藤とか、そういうものを全く感じないんだよなこいつらには。本能の向くままに音楽やってやるぜっていう意志を感じる。各フレーズごとに全部韻を踏んであって、歌詞の意味というよりかは音ハメ、リズム感重視っていう感じなのもthe EDMっていう感じでシブヤエリアのアイデンティティ全開です。

あとがき

リリース企画、もう既にかっ飛ばしてきてますね。。。どっからどう考えてもこれもうキャラクターコンテンツじゃないだろ…(褒め言葉) 情報によると来週はハラジュクエリアらしいですね。これもうわさに聞く限りめちゃくちゃ強いって言うし期待しかないです。さらにリリースは未定ながらイノタクさん、YUC’eさん、KOTONOHOUSEさんの新曲の情報も出てこの先どうなっちゃうの???

今回の記事を書くまでHyperpopって最近よく聞くけど結局何なん?って感じだったんですけど、ちょっとは理解できたかもです。というか今回はこんな駄文よりHyperpopのまとめ記事読んでもらった方がこの曲の理解深まります。絶対。

さてさて、もう書き終わったそばから次の曲が楽しみです。どんなテイストの曲が来るんですかね… それじゃあ、また来週も画面の向こうでお会いしましょうね。

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