ご無沙汰してます!新サイト最初の記事、好評だったようで何よりでした。。。読んでくださった皆さんありがとうございます…!
今回から、「2021年は再びボカロが来る」と自分が思った話を2回に分けて話していきたいなと思って記事を書いてみました。その1つ目がこちら。
結構今更な話なんですけど、最近巷で流行ってるプロジェクトセカイっていう音ゲーあるじゃないですか。ちょっと最近またボカロを聴くようになって、興味本位で入れてみたんですよ。
滅茶苦茶ハマっちゃって。。。
今まで全然音ゲーとかやったことなくてド下手なんですけど、ゲーム全体のコンセプトだったり、キャラの魅力だったり、そういうの全部ひっくるめて好きになる要素しかなかったです。で、ひとつ確信したことがあったんですよ。それがこれ、
“ボカロは、衰退なんかしてない”
これなんですよ。全然衰退なんかしてなくって、ただ単に我々とか、それを言ってる人達がニコニコを見てないだけだったのかもしれないなって。ちゃんとめを向ければいくらでも凄い曲は転がってる。っていうまぁよく考えれば当たり前のことに気付かされてしまったんですよ。そして、このゲームはもう一度、あるいは初めてかもしれないですけど、VOCALOIDの音楽と向き合う機会を提供してくれてると思いましたね。
そんなプロセカの、「音楽コンテンツ」としての魅力にスポットを当てて、やってみて感じたことを書いていきます。何卒…。
ゲームを通して誰でも簡単に良い曲に出会える
「スマホゲー」であることの気軽さ
音楽自体ならProject DIVAだったりCHUNITHMといったゲームにも収録されているんですけど、アーケード音ゲーとかって何か敷居高いっていうイメージがあるじゃないですか。自分も1回プレイするまではそうでした。なんですけど、これをスマホっていう誰もが持っているもので、しかも無料でプレイすることができる。それであってそうした本格的な音ゲーと同様に原曲の音源をそのまま収録できる。まずここがめちゃくちゃ強いなって思いました。
黎明期から最新曲まで、幅広いバリエーション
この点はさっきも挙げたDIVAやチュウニズムを通したセガの企業力あってのことなんですけど、
とにかく収録幅の曲が広い。その中では自分が知らない曲も当然あるので、プレイすることを通して新しく好きな曲が増えていくっていう流れができるんですよ。
そうした楽曲の中で個人的に初めて知って一際惹かれた楽曲がこれでした。
さつき が てんこもりさんが作曲した2014年の「マジカルミライ」テーマソング「ネクストネスト」。
同イベントのテーマソングとしては画期的ともいえる本格的なエレクトロハウス仕立ての楽曲だったんですけど、完全にクラブユースだったせいでライブで披露されなかった少し不遇な曲でして。それが今回プロセカに収録されて自分含め多くの人が初めて知った~っていうコメントをしてるのを見かけて、良い曲を知れた喜びも音楽の輪が広がる喜びもありましたね。
他にもボカロ最黎明期の2007年に誕生したOSTER Projectさんのジャズサウンドが映える「ミラクルペイント」だったり、Omoiさんによる迫力あるハードロックの「テオ」だったり、元々有名だったけどさらにこれで脚光を浴びている曲もあって、そしてそれを原曲そのままの形で聴けるのは最高だなって思いましたね。
えっ叩けるか?expertクリアで精一杯ですが…テオとかチュウニズムより難しいらしいじゃん……
カルチャーごと盛り立てる書き下ろし新曲
音ゲーなのでもちろん書きおろし楽曲もあるんですけど、このゲームには全部で5つのユニットが存在していて、それぞれが全く異なる音楽性を持ってます。そして各ユニットの個性にあったコンポーザーが曲を提供していて、結果幅広いバリエーションを生んでいるのが、まさにボーカロイドの文化とリンクしている点だと思います。
そして、ボカロ単体バージョンが別に、YouTube、ニコニコの両方に、P自身から投稿されてる所もボカロカルチャーに対する公式のリスペクトを感じます。
その中で、個人的に印象に残った曲をいくつか挙げてみますね。
セカイはまだ始まってすらいない – ピノキオピー feat. 初音ミク
「ワンダーランズ×ショウタイム」書き下ろし楽曲
ミュージカル系音楽を軸にしたユニット「ワンダーランズ×ショウタイム」のイメージソングで、ファンタジックな音楽性に定評のあるピノキオピーの楽曲。なんですけど、単にコンテンツの曲としてだけでなく、ボカロシーンのこれまで、そしてこれからを見据えたそんな一曲だと思います。
「壊せ 予定調和の未来を
鳴らせ 再生を告げる鐘を
セカイはまだ始まってすらいないぜ」
まさしく、ここから新たな歴史が始まる、転換点になっていくことを高らかに宣言するような曲、歌詞。コンテンツに触れてなくても最高なので聴いてくれ。。。
Ready Steady – Giga feat. 初音ミク・鏡音リン・鏡音レン
「Vivid BAD SQUAD」書き下ろし楽曲
Vivid BAD SQUADはストリートミュージックを中心としたユニットで、プロデュースは「ヒビカセ」「劣等上等」やReolとの楽曲制作でも知られるGigaさんですね。
K-POPなどの最先端の流行を取り入れた軽快なダンスチューンで好みど真ん中でした。ボカロではHipHop系統は割と珍しいような気がするんですけど、その路線がこういう形で多くの人の目に留まる所に現れてくれるところもプロセカに信頼を置ける理由だったりします。
このユニットはCVの一人にナナシスや電音部でもお馴染みの秋奈さんがいるんですけど、Gigaサウンドも圧巻のハマり具合なのでそちらも必聴です。
「未来」を見据えた楽曲公募
この手のタイプの音ゲーでは珍しい楽曲公募枠があるのも、個人的には凄く大きな、というか最大と言っても過言じゃない魅力だなーと思いました。音楽のオタクとしてはやっぱり今有名な人だけじゃなくてまだ知らない人の作品を聴いたりだったり、たくさんの人に知ってもらえたりするのが嬉しいので…
その中でも一際大きく台頭してきているのが「ボカロエレクトロ」と呼ばれるジャンル。このジャンルについてはまた次にたっぷり紹介していきたいのですが… サービス開始前に開催された「一緒に作ろう!楽曲コンテスト」では市瀬るぽさんの「alive」、そして先日行われた「第1回 プロセカNEXT」ではいるかアイス(irucaice)さんの「Brand New Day」が採用されています。
これも次回語っていきたいんですけど、お2人とも「On Prism Records」というボカロエレクトロを展開するサークルのコンピレーションに多く曲を書いていて、実は「Brand New Day」はその中のミニアルバムのひとつ「Prhythmatic Hardcore 2」に収録されている曲でもあります。
この「プロセカNEXT」、実は第2回の募集も完了してさらに第3回の告知までもうされていて、本当に力を入れてるっぽいです。第2回は「春に聴きたい曲」がテーマだったんですけど、良い曲たくさん上がっていて1つしか採用されないのが惜しいなって思いしかないです…。何曲かおすすめを貼ります。
Harukaze (feat. 初音ミク) – picco
Really Mighty Lady (feat. 初音ミク) – Twinfield
プロローグ (feat. 初音ミク) – Capchii
おわりに
いやその、最初は単に音ゲーでTell Your Worldがやりたいっていうただそれだけだったんですよ… それがあれよあれよとはまってしまいましたね… 音楽関係なくなるのでここでは言及しないですけどキャラも最高に魅力あるし、何より実際のカルチャーに訴求してくるコンテンツは最高だしこれだけで推せます。はい。
あと、音ゲーって楽しいね… 普通にハマってAimeカードまで作っちゃいました。これを機にDeemoとかArcheaとかも入れてみようかな… 普通に推しコンポーザーの曲あったりするしな…ってくらいにはなってます。プレイヤースキル時代は無なんですが、、、Lv26あたりからもうヒィヒィ言いながらクリアしてるしMasterの28以上なんか歯が立たないですけどまぁこれから精進します。。。
と、いうわけでプロセカ初めて2週間のオタクの感想文でした。興味自体はあったんだけど… って人、触りだけでもいいんでやってみませんか!!!音ゲーとしての難易度はかなりガチらしいですが!!!それでよければフレンドになってくれたりでもしたら泣いて喜びますので何卒よろしくお願いします。。。告知ツイートにIDぶら下げときます、、、
さて、2本立ての1本目はこんな感じで、2本目はさっきもちらっと紹介した、今マイブームになりつつあるボカロエレクトロの魅力を紹介する記事にしたいと思います。これがかなり奥の深い界隈なので楽しみにしててください。沼らせに行きますので!!
後半記事はこちら!
では今回はこの辺で。読んでくださってありがとうございました。次回できるだけすぐ上げます、ぜひよろしく…!!!
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